東京から1泊2日でたっぷり遊べるネイチャーアイランド「飛島」DAY1

東京から1泊2日でたっぷり遊べるネイチャーアイランド「飛島」DAY1

ANA SHONAI BLUE Ambassador(庄内に移住しANAに乗務しながら庄内地区で活動する客室乗務員)がお届けする庄内レポート

「飛島」は酒田港から北西39kmに位置する山形県唯一の離島です。定期船とびしまで約75分、庄内空港を利用すれば、1泊2日でゆったりと楽しむことができます。緑、海、花、鳥など、日常生活から少し離れ、を癒しを求めて飛島に行きませんか?1泊2日の旅程でたっぷりと満喫できる飛島の魅力をお伝えします!

庄内空港に到着!酒田港方面へ出発し、定期船とびしまに乗船しましましょう

酒田港
東京羽田空港を午前7時05分に出発するNH393便は、庄内空港に8時10分に到着(2022年夏季ダイヤ)。空港から酒田港市場へは酒田方面のバスに乗車し約20分。「酒田市役所」で下車し歩くこと約10分、飛島への定期船が発着する酒田港に到着します。定期船「とびしま」は、毎日1往復、夏の時期は2往復で運航してます。1便は午前9時30分に酒田港を出発。乗船券売り場で往復切符を購入し、出発までワクワク過ごします。
定期船「とびしま」
船内はバリアフリーで自由席、お手洗いや自動販売機もあり広々としています。酒田港から飛島勝浦港までは約75分。お天気の良い日はデッキに上がって、爽やかな風を感じながら広大な日本海と、鳥海山、運が良ければイルカも眺めることができますよ。

飛島に到着! おしゃれスポット「しまかへ」でランチを食べよう!

「しまかへ」の海鮮丼
船から凹凸の少ない平らな島が見えて来たらそれが飛島です。周囲約10km、人口180人程の飛島。クリスタルブルーの透明度の高い綺麗な海と、花木などの自然、野鳥や魚が豊富な島です。上陸してすぐ目の前にあるのが島のメインターミナル「とびしまマリンプラザ」です。定期船の発券や島内唯一の日用品の販売所「うみねこちゃん」、2階には島のカフェスペース「しまかへ」があります。到着後、少し早めのランチをこちらでいかがですか?新鮮な海の幸をいただける海鮮丼(1000円〜/税込)や、カラフルでインスタ映え間違いなしのノンアルコールカクテル各種(400円〜/税込)など種類豊富なメニューに迷ってしまいます!
飛島名物「あずきうどん」
デザートには、島の名物、「あずきうどん」(450円/税込)も!うどんに餡子とバニラアイスという組み合わせは非常に斬新ですが、島の人々が昔から食べている郷土料理なのです。是非、食から飛島を感じてみてほしい!

自転車を借りて島内を散策!まずは「館岩」へ

電動自転車で飛島を散策
お腹が満たされたところで、島内の散策へ出かけましょう!とびしまマリンプラザでは、移動に便利な電動自転車の貸出も行ってます。急な坂道も多いのでオススメです(2500円/24時間)。ヘルメットを装着したら、まずは「館岩(たていわ)」に出発!
飛島の館岩(たていわ)
巨大な一枚岩でできている「館岩(たていわ)」は、階段で上まで登ることができます。頂上からは、勝浦港から中村集落が一望できる絶景です。対岸の百合島には、沢山のウミネコがいて賑やかな鳴き声が聞こえて来ます。トビシマカンゾウというオレンジが美しい花もあちこちに咲いていて、柑橘系の良い香りがします。

海の侵食が作った「テキ穴」洞窟?見晴らし抜群の展望台と渚の鐘!

海の侵食が作った「テキ穴」
島の勝浦集落を抜け、海沿いをしばらく進むと洞窟の入り口が見えてきます。「テキ穴」は海岸の崖の弱い部分を波が削ってできた洞窟です。入らずの洞窟だったテキ穴から1964年に平安時代の物と見られる人骨が発見され話題に。発見された人骨は鶴岡市の致道博物館に展示されています。古代人の住処だったのか、謎は解明されてませんが、ライトなども整備され中を探検することができます。途中、天井が非常に低いところもあるので頭上には気をつけて!アドベンチャー感にワクワクがとまりません。
飛島の鼻戸崎
洞窟を出たら鼻戸崎(はなとざき)展望台へ向かいましょう。自転車を進めながら、巨木の森を通り抜けます。展望台からは、天気が良ければ日本海と鳥海山のコラボレーションを眺望できます。海を眺めるとその色鮮やかさと透明度にビックリ。まるで南国の島国に来た気分になれます。
飛島の渚の鐘
島の西側に進み、渚の鐘を目指します。飛島の西海岸を一望する高台にあり、平成8年には「日本の渚百選」にも選ばれた程の美しい眺め。記念に鐘を鳴らしてみて下さいね。鐘が設置された当初は、火事を知らせる半鐘の音と勘違いした漁船が戻ってきたこともあるのだとか・・・。非常に大きな鐘の音がしますので、驚かないように!

飛島に来たら釣りは欠かせない!釣った魚は夜のご馳走に!

飛島に来たら釣りは欠かせない!
飛島は、季節毎に様々な魚が釣れる超釣りスポットです。釣具フルセットはとびしまマリンプラザにてレンタルができるので、手ぶらで来ても釣りを楽しめます(2,500円/税込)。今回は6月ということで、中村集落近くの海で釣りをしたところ、アジを沢山釣ることができました。泳いでいるのが目で確認できるくらいの量で次々に釣れるので、ついつい夢中になってしまいます。沢山釣れたアジは、旅館によっては夜ご飯でいただくことができます。
アジの唐揚げ
自分で釣った魚を新鮮なうちに夜ご飯に味わうという至福の瞬間。新鮮なアジは唐揚げやなめろう、骨せんべいでいただきました。

お食事は海の幸天国!明日に備えて旅館でゆっくり休みましょう

沢口旅館の食事。お刺身や焼き魚、アオサの茶碗蒸しや海藻の炒め煮
島内には3つの旅館と6つの民宿があります。宿泊を予定されている際には必ず予約をして下さいね。今回は勝浦集落に位置する沢口旅館に宿泊。お部屋は広々としていて、浴衣やタオル、ホットドリンクバーなどアメニティが充実しています。そして目の前はすぐ海!波の音やウミネコの鳴き声に癒されながら気持ちよく過ごすことができる旅館です。なんと言ってもオススメしたいのが、沢口旅館の食事。お刺身や焼き魚、アオサの茶碗蒸しや海藻の炒め煮など、海の幸をたんまり堪能することができます。
飛島の満点の星空
お腹が満たされゆっくりお風呂に入ったあとは、夜だけのお楽しみが!海水浴場まで歩き、満点の星空を眺めてみるのはいかがでしょうか。まるでプラネタリウムにいるかのような幻想的な空間に、うっとりしてしまいます。都会から離れ、癒されながらゆっくり休みましょう。

二日目の様子はコチラからどうぞ→ 東京から1泊2日でたっぷり遊べるネイチャーアイランド「飛島」!DAY2

今回の飛島特集の動画はこちら!

ライター紹介

ニシクレハ
ライター:ニシクレハ
夏とコーラをこよなく愛するミーハー女子。庄内は母の出身地でもあり、幼いころから塩納豆と庄内柿を食べて育ちました!流行りのカフェ、レストラン、インスタ映えスポットなどを求めて庄内を模索中!趣味はGoogleマップにピンを付けること、次はどこへ行こうかな〜と日々考えています。

※商品・サービスの内容は記事執筆時点のものです。店舗によっては商品・サービスの内容が変更される場合があります。

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