行ってみよう!庄内空港から車で40分、冬の絶景羽黒山参拝

ANA SHONAI BLUE Ambassador(庄内に移住しANAに乗務しながら庄内地区で活動する客室乗務員)がお届けする庄内レポート

全国的に知名度の高い出羽三山の一つ羽黒山。夏や紅葉の季節も美しいですが、冬の雪景色は一段と魅力が増します。また、冬季は積雪の影響で月山・湯殿山が閉山される為、出羽三山の中で一年中参拝できるのは羽黒山のみなのです。降雪が多い地域ではありますが、道路やレンタル備品が整っているのでちょっとした準備をすれば誰でもその美しい姿を観に参拝することが可能です。

庄内空港から車で40分、少し足を伸ばして雪景色が美しい冬の羽黒山にお参りしませんか?

雪が降っても車で楽々、山頂の出羽三山神社三神合祭殿にお参りしよう!

出羽三山とは、月山・湯殿山・羽黒山の総称であり、古くから修験の山として広く信仰されており、現在も山伏修行が行われています。

月山・湯殿山は山頂や渓谷にあり、冬は閉山される為参拝が不可能。その為、三山の年中恒例、また臨時の祭典は全て羽黒山頂の合祭殿で行われています。
羽黒山の頂上にある三神合祭殿は月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されているところから、合祭殿造りとも言われている独特の社殿です。

閉山されてないとはいえ雪が心配?多くの観光の方はこう思うのではないでしょうか。
登山ルートは雪により閉鎖されておりますが、有料道路を利用することにより、本殿の近くまで車で行くことが可能です。
それでは、雪景色が美しい羽黒山の頂上に行ってみましょう。

道が整っているとは言え、積雪は市内中心部よりも多いので、しっかりスタッドレスタイヤを装着した車で向かってくださいね。
服装は最低限の防寒と雪の上を歩くので滑りにくい靴がベストです。

まず、車を走らせるとフロントガラスから大きく見えるのが羽黒山の入り口、羽黒山大鳥居です。こちらは昭和4年に完成し、高さは22.5メートルあります。車で鳥居をくぐるという貴重な経験ができるのもポイントです。こちらを通り、徐々に山の中へと車を進めていきます。

大鳥居を通りぬけ、県道47号線を進んで行くこと約9分、左手に羽黒山有料道路の料金所が見えてきます(通行料:普通自動車400円)。羽黒山有料道路は、羽黒山の裏参道として県道から羽黒山頂に直結しており冬の時期は山頂まで行くことのできる唯一のルートなのです。だんだんと景色が変わってきて、周囲の積雪量も多くなってきましたが有料道路なので除雪もしっかりされているので安心です。

約5分で出羽三山神社の駐車場に到着します。山頂ということで、大変空気も澄んでおり、お天気が良い時は駐車場の木々のから見える青空が一段と美しいです。

さあ、車を停めて本殿に向かっていきましょう。

写真の様に公衆電話がすっぽり埋まってしまうほどの積雪量ですが、駐車場からの参道も除雪されており、歩く部分は圧雪されているので一安心です。このような冬の時期に山頂まで来ることのできる山は少ないのではないでしょうか?
本殿に着くまでも貴重な木々の雪景色を是非楽しんでくださいね。

進んでいくと大きな鳥居が見えてきます。ここが羽黒山の山頂です。鳥居の上に雪がフカフカと被った姿がまた美しい、この美しい景色を車から降りて徒歩5分で観ることができます。

境内に入ると鐘も雪化粧を纏い普段とは違う雰囲気を感じさせます。茅葺屋根から流れ落ちる雫が凍り、大きな氷柱になっているのも圧巻です。

本殿に入る際の坂道は大変滑りやすいので気をつけて御参拝下さい。いかがでしたでしょうか。雪の準備を備えた車で行けば、貴重な雪化粧を纏った出羽三山神社へ気軽に参拝することが可能です。月山、湯殿山が閉山している分、その神々が冬の間は羽黒山に集まるとも言われているパワースポットでもあります。

車がない方は、少し時間を要しますが、駐車場まで行くことのできる定期観光バスがJR鶴岡駅からも発車しておりますので、是非利用して足を運んでみてくださいね。

<データ>
場所名:出羽三山神社
住所:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33番地 Map
電話番号:0235-62-2355
交通:庄内空港から車で40分、JR鶴岡駅から庄内交通バス羽黒山行きで50分→終点下車
営業・開園時間:
定休日なし
駐車場:あり 料金無料
URL:http://www.dewasanzan.jp/

<データ>
場所名 羽黒山有料道路
住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山8
電話番号:0235-62-4545
営業・開園時間:・11/24(新嘗祭翌日)~3/31  午前9:00~午後4:00
・4/1~GW前日  午前8:00~午後4:00
・GW翌日~6/30 及び 9/1~11/23 午前8:00~午後5:00
・GW期間中 及び 7/1~8/31 午前7:30~午後5:00
定休日:なし
料金:自動二輪車 200円
普通自動車(5・3ナンバー)400円
普通自動車(身体・知的障がい者割引)200円
普通貨物車(4ナンバー)600円
バス 1,400円
URL:https://www.shonaikotsu.jp/tourism/toll_haguro.html

冬にだけ出会える絶景「国宝五重塔」まで行ってみよう!

続いて、冬の羽黒山五重塔をご紹介致します。羽黒山五重塔は羽黒山参道の「一の坂」上り口の杉並木の中にあります。東北地方では最古の塔といわれ、平将門が建造したと言われている大変歴史深い建築物です。
現在の塔は、約600年前に再建されたもので、高さが29.0mの三間五層柿葺素木造で、昭和41年には国宝に指定されました。

通常雪の無い時期には、入り口の随神門から 徒歩10分でたどりつくことができます。坂道が多く急な下り坂もあるので準備が心配と冬の時期は懸念しがちですが、近隣で無料レンタルができる物品を利用して、気軽にこの時期しか観ることができない雪景色が美しい五重塔を観に行ってみましょう。

いでは記念館

いでは記念館

いでは記念館

羽黒山麓に位置する「いでは文化記念館」は、通年、出羽三山文化と修験の世界を学び、体験し、未来へ伝える拠点として様々な展示物が飾られております。それに加え、冬の時期は積雪の影響で必要な長靴とストック(杖)を無料レンタルしているので安心して五重塔まで降りて行くことができます。サイズも物品数も豊富なので、自分に合う物を選んでさあ、出発です。

五重塔までは急な坂道が続くのでゆっくり、慎重にストックを使いながら進んで下さいね。写真の様に膝あたりまで雪深い箇所もありますが、レンタル長靴も膝まであるものなので、心配要らずです。なるべく人が通った後の圧雪されている道を通って行くと安全に向かうことができます。

足元に気を付けながらも通常観ることのできない周りの美しい雪景色もしっかり堪能してくださいね。
高さのある松並木の雪化粧姿はとても見ものです。木々についている粉雪が風に舞ってキラキラして見えました。

そうこう周りを楽しみながら進んでいく内に大変美しい五重塔に到着です。五十の段々と連なる雪が本当に美しく、雪道を歩いて来てよかったなと思える瞬間です。様々な角度からみて、写真に撮ったり、存分に堪能してください。

通常10分もあれば辿り着くと言われておりますが、雪で足元が不安定なので、30分程は時間を要します。見物が終わったら、来た道をゆっくり戻って帰りましょう。行きは下り坂が多かった分、帰りは上りが多く、体力的にも少し負担がかかりますが、それでも見にいく価値はありますよ。使った物品は、いでは文化記念館へご返却くださいね。

雪山登山のような本格的な準備をすることに越したことはありませんが、写真の通り通常の防寒を意識した動きやすい服装でも十分楽しめます。但し、山の天気は大変変わりやすいので、お天気をよく確認してから出発してくださいね。

<データ>
場所名:国宝五重塔
住所:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33-14 Map
電話番号:0235-62-2355
交通:庄内空港から車で35分、鶴岡駅前2番乗り場から「羽黒山頂」、「月山八合目」、「随神門」行きバスで35分
駐車場:あり 無料
URL:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/71/

<データ>
場所名:いでは文化記念館
住所:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向院主南72 Map
電話番号:0235-62-4727
交通:庄内空港から車で35分、鶴岡駅前2番乗り場より路線バス羽黒山頂行き又は月山八合目行きで約40分、「いでは文化記念館前」バス停より徒歩約1分。
営業・開園時間:4月~11月/午前9時~午後4時30分
12月~3月/午前9時30分~午後4時
定休日:毎週火曜日と年末年始。7・8月及びゴールデンウィーク期間は無休
入場料:一般400円[350円]、高校・大学生300円[250円]、小・中学生200円[150円]
※[ ]は15名以上の団体料金
駐車場:有・3箇所(無料)
【いでは文化記念館駐車場】約50台(いでは文化記念館敷地内)
【出羽三山神社駐車場】約40台(いでは文化記念館の道路挟んで向かい、約60m 徒歩約1分)
【随神門前駐車場】約120台(食事処いしい前、約450m 徒歩約6分)
URL:https://hagurokanko.jp/p26/

在来野菜が美しい、羽黒の精進料理で身も心も整えよう!

羽黒山では山頂近くにある「斎館(さいかん)」にて、在来野菜をふんだんに使った精進料理を頂くことができます。
この斎館はもとは羽黒山の三先達の一つ、「華蔵院」であり、内部には華蔵院の名残そのままの拝礼の間が現存しています。静寂に包まれた斎館でいただくお食事は格別の趣があります。現在は予約すれば宿泊も可能です。

斎館本殿より赤い絨毯が続く階段

冬季は斎館までの道のりが雪で閉鎖されている為、本殿の中より赤い絨毯が続く階段を降りて斎館へ向かいます。

斎館で食べることができる精進料理

今回頂いた精進料理はこちらです(内容は季節によって異なります)。
左上から、月山筍の煮物・胡麻豆腐の餡掛け・紅花の茎炒り煮真ん中左から、浅葱とえごの酢味噌・いたどりの甘酢・うるいとばんけ味噌・宝谷かぶの胡麻味噌和え、左下からご飯・香の物・味噌汁です。

精進料理というと、修行の際の食事という印象からシンプルで質素なイメージが先行しますが、色鮮やかな庄内野菜を素材の旨味を生かしながら美味しく沢山頂くことができる大変魅力的なお食事です。

ここ最近のヘルシー志向の方や、ベジタリアン・ビーガンの方からも注目されている、海外からの注目度も高いようです。
精進料理を頂く際は予約が必ず必要(予約先:0235-62-2357)ですので、事前にご連絡してからお出かけくださいね。

<データ>
場所名:羽黒山参籠所「斎館」
住所:〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33 Map
電話番号:0235-62-2357
交通:庄内空港から車で40分、JR鶴岡駅前2番乗り場より路線バス「羽黒山頂」、
「月山八合目」行き1時間、羽黒山頂から徒歩10分
営業・開園時間:午前11:00~午後14:00
定休日:(2022年1~3月まで新型コロナウイルスにより休業)
入場料:精進料理 お膳
◎2,200円 (7品)
◎3,300円 (10品)
この他に、お汁・ご飯・漬物がつきます。
駐車場:あり 料金 無料
URL:http://www.dewasanzan.jp/publics/index/64/

ライター紹介

自己紹介
ニシ クレハ
夏とコーラをこよなく愛するミーハー女子ですが、流行りのカフェ、レストラン、インスタ映えスポットなどを求めて庄内を満喫中!この冬もウィンタースポーツを楽しみます!

※商品・サービスの内容は記事執筆時点のものです。店舗によっては商品・サービスの内容が変更される場合があります。

関連記事

  1. 庭の美しい玉川寺で坐禅や写経を体験し、
    抹茶と和菓子で贅沢な時間を

  2. 飛行機から見た庄内地方

    初めての雪国旅行。何を持っていけばいいの?これで安心、事前準備!

  3. ミシュランのガイドで高評価!
    山形県鶴岡市の 山寺に外国人が注目する理由とは

  4. 心を癒す神秘のエメラルドグリーン!
    丸池様の水の透明度に言葉を失う

  5. 民田茄子 からし漬

    漬物が食べたければここに行け!鶴岡の老舗店 つけもの処「本長」

  6. 木川屋高橋さん

    庄内の酒は酒屋に聞け! 山形地酒専門店 木川屋 高橋さん

  7. 一度は食べたい庄内の郷土食「麦きり」を味わえる
    おすすめのそば店3選

  8. 青きな粉

    主流は青い? 庄内で食べられる青きなこの秘密

  9. 「白山ちゃ茶農園」のだだちゃ豆の美味しさの秘密とは?