見て楽しい、感じて楽しい!庄内の最新アートスポットをご紹介!

ANA SHONAI BLUE Ambassador(庄内に移住しANAに乗務しながら庄内地区で活動する客室乗務員)がお届けする庄内レポート

自然に触れるもよし、美味しいものを食べるのもよしの庄内。たまにはゆっくりアートを楽しむのはいかがでしょう?天候に左右されることなく楽しめるのも嬉しいところ!
アート、というと難しいのでは?と感じるあなたも大丈夫。肩の力を抜いて楽しめるアートスポットをご紹介します。

湯田川に「パリロンドンブラジル」!?

看板

「鶴岡の奥座敷」と呼ばれる温泉地、湯田川。
孟宗(もうそう)と呼ばれるたけのこや、幕末には新徴組の本陣が置かれていたことで有名な歴史あるエリアに突然登場するカラフルな入り口。「パリロンドンブラジル」です。

内装

ここはアート拠点であり、地域に密着したカフェアンドショップであり、お土産やさん。2023年にカフェスペースが本格オープンし、ベトナムコーヒーなどが楽しめるそう!
もともとは蕎麦屋だった建物をリノベーションして作られました。リノベーションの様子はYouTubeでも見ることができますよ。

しかし、まだ未完成。
というのも、建物自体が作品としてどんどん更新され続ける、完成しない建物なのです。

オブジェ

中に入ると、「鶴岡市民アーティスト」でもあるMao Simmonsさんによるカラフルなアートや、学校など各地から集められたオブジェがお出迎え。

孟宗

「孟宗とらないで下さい」の看板は湯田川のお決まりなんだとか!

タオル

見ているだけでも楽しい、オリジナルタオルやTシャツ。

Tシャツ

温泉で使えるもののほか、世界一周ができるようなさまざまな雑貨なども取り扱う予定。

グッズ

古いものや新しいもの、時間軸や場所、地元の人も温泉の利用者も、全てがごちゃ混ぜになった自由な雰囲気が不思議に心地よく、ワクワクした気持ちになるスポットです。

ぜひ覗いてみてくださいね。

<データ>
場所名:パリロンドンブラジル
住所:〒997-0752 山形県鶴岡市湯田川甲36 Map
交通:庄内空港から車で約20分
営業時間:11時−17時
定休日:水曜日〜金曜日
駐車場:あり
Instagram:@parilondonbrazil

美しい建築やユニークなイベントから目が離せない!「荘銀タクト鶴岡」

タクト外観

荘銀タクト鶴岡は、致道館や鶴岡公園といった鶴岡の中心地にあるイベントホール。
イベントのない日は、フリースペースのエントランスホールを自由に見学することができます。

モダンながら歴史ある鶴岡の街並みに溶け込む一風変わったデザインの建物は、山の稜線をイメージしています。金沢21世紀美術館などを手掛ける世界的建築ユニット、妹島和世建築設計事務所の設計であり、建築の関係者や学生がよく訪れているそう。天井に見える杉は鶴岡で育った杉材でできており、空間を楽しむだけでも十分に訪れる価値があります。

タクト窓

注目していただきたいのは窓越しの景色!
全面ガラス張りとなっていて、大きな窓から見える景色は1枚の絵画のよう。四季のうつろいによって様々な表情を見せる致道館の眺めは趣があります。

タクトホール

荘銀タクト鶴岡のおもしろさは、質の高い本格的なコンサートホールでありながら、アートに関心を持つきっかけとなるような取り組みを行い、人々が芸術に触れる門戸を広く開いているところ。

ピアノ1

こちらは地元のアーティストや美術部の高校生などによるライブペイントが施されたストリートピアノ。

ピアノ2

全6回にわたって描かれたアートが館内を華やかに彩っています。じっくり見るのもよし、弾くのもよしです。

直に作品に触れて楽しむことができるのが嬉しいですね。

アートガチャ

地元のアーティストによる作品がガチャで楽しめる「市民アーティストガチャ」や、お土産にぴったりな「TACTガチャ」(3月販売開始予定)、ロビーコンサートなど、フリースペースを活かした催しも盛り沢山です。

最新情報は荘銀タクト鶴岡Twitter@tact_tsuruoka、Instagram@tact_tsuruokaなどで発信中です。

<データ>
場所名:荘銀タクト鶴岡 (鶴岡市文化会館)
住所:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町11−61 Map
交通:庄内空港から車で約20分
営業時間:午前9時~午後7時 (催事がある場合は午後10時まで)
定休日:年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場:あり
HP:https://tact-tsuruoka.jp

まだまだある!庄内アートスポット

いかがでしたか?
今回ご紹介した以外にも、風景と調和した設計が美しいホテル「スイデンテラス」、酒田市ゆかりの写真家「土門拳記念館」など見どころがたくさん。

庄内旅型録の以下の記事を参考に、いつもとはひと味違う庄内観光を楽しんでみてくださいね。

【世界的な建築家が設計した山形・鶴岡の水田に浮かぶホテルのライブラリーで読書三昧】

【世界的に珍しい1人の写真家:土門拳の専門美術館で絶対に見逃せないものとは?】

今回の紹介スポット

ライター紹介

自己紹介
サトウナナコ
山形市出身。半分は地元のような、半分は全く知らない土地である庄内での暮らしは発見の連続。何が出てくるか全く予想のできない荘銀タクト鶴岡のアートガチャ、ハマります。

※商品・サービスの内容は記事執筆時点のものです。店舗によっては商品・サービスの内容が変更される場合があります。

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